新型コロナウィルスは、スポーツ界にも深刻な影響を及ぼしています。
Jリーグが中断、プロ野球が開幕延期となり、東京オリンピックも延期される可能性が出てきました。そして、ラグビー トップリーグは昨日、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020大会の中止を発表しました。昨年のワールドカップでラグビー人気が再燃し、トップリーグの観客も大きく増えていただけに苦渋の選択だったと思われます。
実は私(本サイトの管理者)は、3/1(日)に大阪・花園ラグビー場で開催されることになっていたトップリーグの試合を観戦する予定だったのですが、その節から試合が延期になり、観戦できなかったという憂き目に遭っています。あまりに悔しいので思いの丈をここに記します!
当日は第7節の下記2試合が予定されていました。
Honda HEAT vs 宗像サニックスブルース
キャノンイーグルス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ
ホンダには具智元選手、キャノンには田中史朗選手、田村優選手、そしてトヨタには”ジャッカル”姫野和樹選手と、昨年のワールドカップで大活躍した日本代表選手が所属しています。これらの選手を生で見ることはもちろん目的の一つでしたが、私の最大の目的はトヨタの秋山大地選手を見ることでした。
ご存じの方もおられるかと思いますが、秋山選手は徳島県出身です!
つるぎ高校時代には全国高等学校ラグビーフットボール大会(いわゆる「花園」ですね)に出場しただけでなく、高校日本代表にも選出され、更に代表の主将まで務めました。
その後帝京大学に進学し、4年生時(2018年度)にはここでも主将に就任しました。
その年の帝京大学は大学選手権10連覇がかかっていたのですが、残念ながら準決勝で天理大学に敗れ、10連覇達成はなりませんでした。秋山選手にかかっていたプレッシャーや無念さは想像を絶するものだったと思います。
帝京大学卒業後トヨタ自動車に入社し、今シーズンから公式戦に出場し始めた矢先だったので、そういった意味でも今回の新型コロナウィルス騒動は残念で仕方ありません。
そんなわけで、不動産とは全く関係がありませんが、徳島県にからんだトピックを発信するという趣旨に沿って?この記事を書いています。
徳島県の高校ラグビーは、近年花園の1回戦は勝てるようになりましたが、2回戦の壁がなかなか突破できず、全国的にみると決してレベルが高いとは言えません。それゆえ競技人口も少ないと思うのですが、そんな中から秋山選手のような逸材が出てきたことにいたく感動し、密かに応援していました(同志社大学、神戸製鋼で活躍された「壊し屋」林敏之さん以来?ポジションも同じですね)。
今後秋山選手の活躍が見られるのは来シーズン以降になるかもしれませんが、引き続き注目していきたいと思っています。次のワールドカップでは日本代表として躍動する姿が見たい!
併せて、トップリーグ中止により、せっかく盛り上がったラグビー人気が一過性で終わらないことを願います。