ピース宅建

ピース宅建

徳島ヴォルティス J1昇格!

ComfreakによるPixabayからの画像

12月16日(水)、徳島ヴォルティスはホームで大宮アルディージャと対戦し、1-0で勝利して7年ぶりのJ1昇格を決めました!

ヴォルティスの選手、スタッフおよび関係者の皆さん、サポーターの皆さん、徳島県民の皆さん、おめでとうございます!

今年は新型コロナウイルスの影響でリーグが一時中断し、再開後は超過密スケジュールで例年以上に厳しいシーズンだったと思います。また、J1昇格プレーオフが開催されず、2位以内に入らないと昇格できないというレギュレーションの変更もあり、昇格の条件も厳しくなりました。

そんな中ロドリゲス監督体制4年目を迎えたヴォルティスは、開幕前から複数の解説者から優勝候補に挙げられていました。昨年プレーオフで大変悔しい思いをしたこともあり、選手やスタッフの今年にかける気持ちも非常に強かったと思います。

再開直後の四国ダービーで愛媛FCに3-0から逆転負けした時は不安がよぎりましたが、その後は順調に勝点を積み上げていきました。そして、リーグ後半戦開始時に首位に立つと、一時アビスパ福岡に首位を譲ったものの、奪還後は首位をキープし続けました。

J1昇格まであと1勝となってからは2節足踏みしましたが、3度目の正直で見事J1再昇格を勝ち取りました。

前回の昇格は国立競技場で決めましたが、今回はホーム最終戦で決めることができ、喜びもひとしおだと思います。寒い中ポカスタに駆け付けたサポーターの皆さん、本当にご苦労様でした!

2位につけていたアビスパ福岡も同時に昇格を決め、いよいよ20日(日)の最終節はJ2優勝をかけて1位と2位の直接対決です。ヴォルティスとアビスパの勝点差は3ですが、ヴォルティスの得失点差35に対し、アビスパの得失点差は21なので、仮にヴォルティスが敗れたとしてもヴォルティスが初優勝することはほぼ間違いないと思われます。ヴォルティスにとってはアウェイ、しかもここに来てアビスパは好調で厳しい戦いになると思いますが、どうせなら見事勝利して優勝を決めて欲しいと願うのは贅沢でしょうか!?いずれにしても頑張れ、ヴォルティス!!

念願のJ1昇格を果たしたヴォルティスですが、喜んでばかりもいられません。ロドリゲス監督が浦和レッズに引き抜かれるという噂が出ています。また、今年活躍した主力選手たちが引き抜かれる可能性もあります。できればロドリゲス監督に引き続きチームを率いてもらい、現状のメンバーでJ1でどれくらい戦えるのかを見てみたいと強く願います。選手個人の力もチームの戦術も間違いなく上がっていると思うので、7年前よりは良い戦いができると期待しています。しかし、来年はJ1から4チームも自動降格することになっており、やはり戦力アップが必要です。来年のJ1開幕までの残された時間で、J1で勝つために徳島ヴォルティスはどのように生まれ変わるのでしょうか?